MEJIBRAY全国ワンマンツアー「そして誰もいなくなった」@新木場STUDIO COAST

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12/16(SAT)

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どう急いでも15分遅刻だったのだけれど到着して2分で開演

最近いつ何を観に行っても私が到着して2分で開演する(笑)珍しく押してたみたい

めっちゃ混んでた 綴さんの歯以外何も見えなかったよ

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MEJIBRAYはあと1本恋一さんのBDライブを終えると活動休止に入るわけだけれど

今まで見てきた活休系のライブとはまったく違って

これが「MEJIBRAY」というものを魅せつけられたという感じで

再開に期待が溢れる斬新な締め方だった

むしろ翌日に見たVersaillesの方がFINAL感強かったw

不思議だよね本当この開演前箱内の空気

どれだけハッピーな曲調のオーケストラマーチが流れてたって気持ち悪いんだから(笑)

広ければ広いほど気持ち悪さも増すんだ

そのBGMがぷつっと途切れて暗転 トラブったか?と思うような音の切り方もまた

真っ暗なまま静かに中央から幕が開けた

活動休止前の最後のツアーファイナルに顔黒塗りで出てくる人いる?

遠いし黒い衣装だしで歯しか見えないよ 綴さん

しかも額に肌色少し残してる?意味?狂ってるということは重々承知の上で見てるけど

新しい道創りすぎだよと思って横見たら恋一さんも黒塗りなのかよ←これがこの日のピークぐらいの衝撃だった

じゃあ全員黒いのかと思いきやみゃあさんはいつも以上にいつもだし

メトちゃんは裸族だしなんだよこのバンド(笑)

こんなバンド続けろよ絶対!!休んでもいいからっ!

と最初から突っ込みどころが多すぎて

ステージサイズいっぱいの巨大なロゴマークを背負って今日は何を始めるのか

普段のライブでも一曲目は一体なんじゃろかという

他バンドにないレベルの緊張感と期待が私たちを飽きさせない

その一曲目でその日のライブのテーマが変わってくるというか

そんな一曲目は剥落  剥落・・・!

最後の日に一定客層を強く刺激する方の曲から始めるのかっっっ

剥落を観ている最中に黒塗りに気付いたから曲を聴いてる余裕がなかったんだけれど

剥落が終わると今度は”次はなんだ!”という(笑)

乗り物が日替わりのテーマパークみたいなワクワク感

Agitato GRIMOIRE

シャウトボーカルとクリーンなギターが合わさって主旋律になるAメロのGRIMOIRE

ここで何種類ものシャウトデスボなんちゃらスクリームって声の出し方は詳しくないですけど

いろんな声出すのが面白くてこれが出た当時めっちゃ聴いてた

サビに向けて緩やかになるリズムも気持ち悪くて新鮮

ぶっ飛べ!クールモンスタアアアアア!の一声で覚醒したかのように客席がいつもの動きを始めるVICTIM(ism)

見慣れている流れになってきたところへ 月食

あれはシタールの音なのかな

中東をイメージさせるような神秘的な音が聴こえると会場に歓声が そして

デカダンス…!!!

若干の哀愁を感じる旋律のイントロにMEJIBRAY的王道のサビ

普通のボーカルならクリーンで歌うであろう箇所を一部シャウトにするMEJIBRAY色満載のDECADANCE

この位置で(セトリ的に)これを聴けるのは大変ありがたい

醜詠から-XV- 通常のワンマンではこの時間に気持ち悪!を極めてそのあと楽しく暴れる流れに持っていくっていうふうに脳が覚えてるんだけど

この日は最初がこのゾーンの曲だったのと

そもそもメンバー2人の顔が黒いので

この時間にいつも感じる「キタァ」っていう感覚がなかった

綴さんが殆ど見えてないので定かでないけど

多分みゃあさんの所だけにお立ち台があった?

普通1箇所ならボーカルだろうけど

こうゆうわけわからないステージングも

それぞれが着たいもの着てるバラバラなヴィジュアルも物珍しくて目が離せなかった

そのお立ち台にペタンと座り込んでみゃあさんは

あのメイクで あの洋装で あの容姿でそれを弾く姿は薄気味悪くて最高だった

目立って表に出てこない曲もちゃんとMEJIBRAYで 期待を裏切らない独特のメロディーライン

そんなhatred × tangle red × hunger redを挟んでナナキでは照明がパッと明るくなり

綴さんが歌う「ナナキ」の後を追うように客席のMEJIBRAY達に歌わせて
それを身体で心で聴くステージと一緒に作り上げる様子はこれで本編が終わるのか?と思わせるほどの一体感

この曲いい曲になったね 変わった

曲間にいつも流れる天地創造とかSE的なものも一切なく

ただ暗闇と沈黙の中メンバーを求める声だけが響く

広く高い異様な空間

イントロで沸くコーラスの曲は何曲か見たことがあるけれどこの日はDIE KUSSE

女の人の綺麗な声の使い方がまじMEJIBRAYですよね

そしてそこに挟まるギターソロがとても繊細で美しい

本当にここの曲はいいよ 今更だけど曲が好き

楽しそうに手を上げて跳ぶ客席を見ながら何を思ったかな

黒くて表情読み取れないな(笑)

原罪の林檎 中指立てて嘘と愚行で狂って

いつものライブと何も変わらない空気の中

メトちゃんが立ち上がって煽る枷と知能イントロ
サビのコーラス部分の綴さんがこの曲の見どころです
遠くても美しい その細いシルエットが繊細に動く姿のスタイリッシュなこと
横向きで首をカクンッと上に向けて天を仰いだり
低い姿勢で両手を広げ客席を包み込んだり
そうゆう場面を含めての名曲

私の曲解体が追いついていなく不明確なんだけれど

MEJIBRAYの曲は何故だか ポジティブな曲調でもドロドロした雰囲気が漂って全開ハッピーにならない

それなのにライブが全開楽しいっていう七不思議を

活休中に解明したいと思います(笑)

そんなピースフルな枷と知能のアウトロを

最後まで伸ばさずに パチっとぶった斬って
BI”name”JIKAのイントロをドラムが叩き出す

この”終わり”と”始まり”に通常仕様ではない何かを予感させて落ち着かない

会場中が右手を掲げる光景は神を崇めるようにも見えて

全ての人の想いをまとめて何か祈りを捧げているかのようだった

愛おしい…と 全身から絞り出しながら

その場に崩れ落ちコツんというマイクの音と共にひれ伏したまま動かない綴さんの元に

恋一さんが駆け寄って覆いかぶさるような動きが見えた

しばらくして恋一さんが立ち上がり

客席に向けて何か訴えていたようだけれど

声は聞こえず 表情も見えず

響き渡る沢山の声に乗って ただ大きく動くピンクの髪が見えた

みゃあさんはギターを鳴らし続け

メトちゃんはスティックを投げ捨て立ち上がり

深くお辞儀をしたまま幕が閉じた

MCなし

アンコールなし

 

活休といえどMEJIBRAYのことだから

大多数のお客さんが聴きたいであろうメジャーな楽曲をできる限り聴かせるような幕の下ろし方はしないだろうなと思ってはいた

一般受けしない剥落で始まって

サバトやカルマを抜いて

本編ラストの定番曲メサイアをやらないことで

通常のワンマンであれば中盤から後半辺りの雰囲気を残したまま終わった

これはどれだけこのツアーに参戦しているかで受け取り方が変わってくるんだろうと思うけど

この 劇的な不完全燃焼

それでいてだからこそMEJIBRAYだという絶対的な信頼を受け取ることができるという

本当に今まで見たことがないやり方だった

最後のそれも含めて演出なのか
実際に泣き崩れたまま起き上がれ無かったのか
遠すぎて真実は掴めませんが
私の中ではその”実際に泣き崩れて起き上がれず途中で終わった”ということも含めて
計算ではなく巧妙な演出であったと解釈している

喉が潰れてもステージに立つ

男性ファンが多い理由は綴さんを始めとするその生き様なんではなかろうか

若手バンドと呼ばれる時期を過ぎたらもう

生き様がそのバンドを表すようになるというか

先日別のバンドで

この人いなかったらこのバンドの音じゃなくなる人が脱退したんですよね

その後のライブを見たけど

普通 解散考えると思うんだよ

素人が見てもわかるくらい

だけどそれでも続けることを決意するとなると

相当な覚悟でステージに立つことになるわけで

そうなってくるとバンド自体の周波数が変わる

“決意”というものが”自覚”になるというか

私そうゆうバンドが好きなんでしょうね

もう 全てをそこに懸けてる音楽家が

MEJIBRAYにもそうゆうエネルギーを感じてた

バンドって音だけじゃないし技術でもなく曲だけでもなくて

エネルギー…もうこのブログのタイトルをエネルギーKlangにしていいんじゃないかと思うくらい(笑)

ダイレクトにステージ下に飛んでくるんですよ

このライブで飛んできたそれを大切に育てて

お互いがパワーアップしたその時を待ちたいと思います

楽しみにしてます

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